患者さんの想いに合わせた方法で、
治療をすすめてまいります。
まずは、お気軽にご相談ください。

ヒトは年を取るにつれ、誰しも公平に「老化」が進みます。特に「脳の老化」では、「老化」自体で起こる変化(朝早く目が覚めることによる睡眠時間の減少や単純な物忘れなど)と、「老化した脳」でおこりやすい「病気」で生じる症状(高齢者のウツによる不眠症や病的な物忘れ)が似ていて、区別が困難であることが、問題を複雑にしています。

この誰でも生じる正常な「老化」と高齢者に多い「病気」の症状が似ているために、高齢者では、こころ・脳の病気が見落とされがちです。見落とされ、病気が放置されると、様々な、回復困難な重い病気が生じやすくなり、後戻りが出来ない結果になる場合があります。例えば、親友や配偶者を亡くせば、気分は落ち込むのは自然なことです。しかし、自然な落ち込みも程度を越えて続くと、食欲が落ちて低栄養から、免疫機能低下へと至る可能性があります。また、落ち込みが続き脳の機能にまで影響が出てくると、時間がたっても立ち直れず、いつの間にか何もする気がなくなり、「うつ病」となることがあり得ます。また、うつ病にかかっている高齢者は、そうでない人と比べて認知症にかかる可能性が大幅に増加することがわかっています。

以上のように、高齢者では、正常な変化と病気の見分けが困難であり、しかし、見分けることが大変重要です。そのため、当院では精神科専門医と認知症専門医による「高齢者のこころと脳の専門外来」を設けております。また、入院での検査や治療も行っております。お気軽にご相談ください。

高齢者のこころと脳の専門外来

診療時間 /
毎週水曜日(祝日除く)14:00~16:00

※診察には事前に予約が必要です。

予約方法 /
お電話もしくは、ネット予約(初診時のみ)

初診受付ネットサービス

当院は、地域に根ざした精神科病院です。
診療科目は精神科と内科ですが、近年の地域の高齢化に伴い、認知症の診療に力を入れています。

当院で可能な認知症の医療は、大きく以下の5つに分ける事ができます。

1)早期診断と早期治療を行い、少しでも病状の悪化を遅らせます。

副作用を最小限にするために、はじめは1〜2週間に1回の通院が必要ですが、病状が安定すれば、通常は1ヶ月に1回の通院や、または、かかりつけの先生にお薬をお願いして、当院には定期通院をしないで済む事も出来ます。

2)周辺症状の治療を行います。

徘徊や怒りっぽさ、些細な事へのこだわり、身体の病気に対して気にしすぎなど、認知症に伴う、ご本人やご家族が感じる辛い症状の改善をはかり、ご家族の負担を減らし、患者さんにとっても、リラックスした気持ちで過ごせるようにします。その結果よりよい介護か受けやすくなります。

3)急性期(身体合併治療含む)入院治療も可能です。

昼夜問わず徘徊する、暴力行為がある等、在宅・施設ではとても対応しきれないような認知症周辺症状でお困りの場合、早急に入院での集中治療を行います(急性期入院治療)。また、認知症患者さんの脱水や肺炎などの身体の病気による内科的入院治療も行っています。

4)短期間の休養入院が可能です。

認知症状のある方を自宅で介護する事によって、介護者に心身共に多大なストレスがかかる事が見受けられます。そこで、短期間の入院によってご家族の休息(レスパイト)を計り、かつ、ご本人への短期集中治療を行うことで、新たな気持ちでの再出発を支援します。入院期間は通常5日から7日が目安となります。

5)施設入所援助を行っています。

当院に通院中、もしくは入院中の患者さんで自宅での介護が困難になった場合、介護保険の等級変更申請のための主治医意見書作成や当院提携施設のご紹介など、施設入所をお手伝いします。

上記以外でも、さまざまなご相談に応じることが出来ますので、
当院 地域医療連携室(092-551-5301)までお気軽にご相談ください。

はじめてご来院される場合はあらかじめ
ご相談いただきますとスムーズに受診して
いただきやすくなります。お気軽に、
ソーシャルワーカーまでご相談ください。

ご相談は
092-551-5301

相談受付時間
月〜土曜日 9:00〜17:00