タバコの煙には、4,000種類の化学物質が含まれていて、有害物質が200種以上も含まれています。さらに、発がん性物質50種類以上にのぼると言われています。最近、増加傾向にある「加熱式タバコ」の煙にも「紙巻きタバコ」と同様にニコチンや有害物質は含まれています。

日本においても喫煙による死亡者は年々増加傾向にあると言われ、平成15年5月には受動喫煙の防止を盛り込んだ法律「健康増進法」が施行されました。日本だけでなく、禁煙化の流れは世界的な傾向ともなっています。

平成18年4月から禁煙治療が保険適用になりましたが、これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気として捉え、必要な治療を行うという考え方です。当院でもタバコをやめるお手伝いをさせていただきます。

受診・検査の流れ

禁煙がスムーズに進むように、医師とカウンセリングと薬物療法(ニコチンパッチなど)を用いた治療方法で行っていきます。「脱タバコ」に向けて、計5回受診していただきます。初回の受診時に医師より、禁煙スケジュールの説明を行います。医師が計画したスケジュールに沿って進めていきます。看護師がバックアップしてきます。

受診内容 治療内容
診療前 問診・検査・説明
初回診療(初診)
  • 診察(禁煙・喫煙状況の確認)
  • 呼気一酸化炭素濃度の検査測定
  • 禁煙継続のためのアドバイス
  • 禁煙補助薬の処方
1回目の受診(2週間後)
2回目の受診(4週間後)
3回目の受診(8週間後)
4回目の受診(12週間後)
診療前 問診・検査・説明
初回診療(初診)、1回目の受診(2週間後)、2回目の受診(4週間後)、3回目の受診(8週間後)、4回目の受診(12週間後)
  • 診察(禁煙・喫煙状況の確認)
  • 呼気一酸化炭素濃度の検査測定
  • 禁煙継続のためのアドバイス
  • 禁煙補助薬の処方

受診料金

2006(平成18)年4月より、禁煙治療は保険適用となりました。
下表は、3割負担の場合の金額を表示しています。ご参考までご覧ください。
※下表の金額について、保険割合や治療・処方内容によって異なる場合があります。

薬剤:チャンピックス

※3割負担の場合

受診内容 治療内容 自己負担額
初回診療(初診) 初診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 3,230円
1回目の受診(2週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 3,200円
2回目の受診(4週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 5,220円
3回目の受診(8週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 5,220円
4回目の受診(12週間後) 再診料+ニコチン依存管理料 910円
初回診療(初診) 初診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 3,230円
1回目の受診(2週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 3,200円
2回目の受診(4週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 5,220円
3回目の受診(8週間後) 再診料+ニコチン依存管理料+処方料+薬剤 5,220円
4回目の受診(12週間後) 再診料+ニコチン依存管理料 910円

保険適用の5つの条件

  1. 禁煙を決意し、実行しようと考えている。
  2. 問診時に行う、スクリーニングテストが5点以上でニコチン依存症と診断されている。
  3. 1日の喫煙本数×喫煙年数の値が、200以上である。
  4. 禁煙治療を行うことに文書で宣言・同意している。
  5. 禁煙治療スケジュールに沿って、医師が指示した日(初回から2,4,8,12週間後)に受診できる。

保険適用は初回の受診から計5回が限度となります。6回目以降は自費(保険外)となります。再度、保険診療で受診希望の方は、初回の受診日から1年を超えなければ保険適用となりませんのでご注意ください。なお、自費診療でも継続希望の方は1度、主治医へご相談ください。

受診に関しての注意点

現在、心疾患などで治療を受けている方は、禁煙について、主治医の許可または紹介が必要ですので、一度主治医とご相談ください。

はじめてご来院される場合はあらかじめ
ご相談いただきますとスムーズに受診して
いただきやすくなります。お気軽に、
ソーシャルワーカーまでご相談ください。

ご相談は
092-551-5301

相談受付時間
月〜土曜日 9:00〜17:00