現在のお酒の飲み方を続けると、将来お酒のためにあなたの健康や社会生活に影響がでる恐れはないでしょうか。お酒は、現在治療中の病気の回復の妨げになるばかりか、病状を悪化させる危険性があります。
もしもあなたがお酒の量を減らすことに関心をお持ちでしたら、当院へご相談ください。国立肥前精神医療センター監修のワークブックを用いて、減酒支援を行っています。
減酒支援外来は、断酒を強制するものではありません。現在のお酒の飲み方が適正か、客観的に評価を受けることができます。このまま飲み続けても良いのか、減らした方が良いのか、あなたの進むべき方向を自分自身で選ぶことができるように、私たちがお手伝いを致します。
そのうえで、もし、お酒を減らしてみたい…とお考えであれば、お酒の飲み方をどのように変えるのか、お酒の量を減らすコツをお伝えしながら、あなたがその目標に向かわれるあいだ、しばし伴走致します。
お酒の量を減らして変わる自分自身を想像してみてください。
もし、あなたのお酒の量があなたの健康や社会生活を害するほどに多く、継続してお酒の量を減らすことができない場合には、アルコール依存症の可能性があります。この場合には、断酒が求められます。アルコール依存症は回復可能な「病気」です。
AUDIT検査
AUDIT (The Alcohol Use Disorders Identification Test)WHO(世界保健機構)を中心に開発、作成された自記式のスクリーニングテストです。
持続していけば将来健康を害する恐れのある危険な使用、および既に健康被害を招いている有害な使用の状態にある飲酒者の確認を目的としたものです。
現在の飲酒習慣が適切か、健康への被害や日常生活への影響が出るほど問題があるのか、AUDITというスクリーニングテストでチエックしてみましょう!
福岡市の精神病院 井口野間病院 当院は全館禁煙です
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