専門治療(レスパイト入院)
専門治療レスパイト入院(休養入院)
最近疲れていませんか?
治療に限らず、休むために入院するという選択肢があります。
レスパイト入院(休養入院)とは
レスパイト(respite)とは、「休息」「ひと休み」といった意味の言葉です。
患者様ご自身、あるいは患者様の在宅支援や介護を担っているご家族がレスパイトするため、一時的な入院をお受けしています。
対象となる方
心身ともに充実し、元気にあふれているときは、多少頑張りすぎてもいいかもしれません。しかし、そのように元気な状態ばかりではありません。どんな人でも疲れてしまったり、本調子が出ないようなときがあります。そんなときに頑張りすぎると、結局は疲れ切って何もできなくなってしまい、問題が長引いてしまいます。適切なタイミングで、適切な休養を行うことが必要です。
以下のような場合は、当院でのレスパイト入院をご検討ください。
ご自身の休養
- 家庭のことや仕事のこと、対人関係などで疲れ切ってしまい、一旦日常生活から離れたい
患者様の在宅支援や介護を担っているご家族の休養
※患者様にご入院いただき、その間にご家族はご自宅等で休養していただきます。
- 患者様の支援や介護が大変で、疲れ切ってしまっている
- 認知症や精神疾患を理由として、一般の病院ではレスパイト入院を受け入れてもらえない
- 冠婚葬祭、旅行などで自宅を空けるため、その間の支援や介護ができなくなる
- 一旦離れて生活する期間が欲しい
上記は一例です。「こんな理由でレスパイト入院できますか?」など、ご不明な点があればお気軽に当院までお問い合わせください。
※患者様ご自身が入院に同意できない場合、入院にはご家族の同意が必要です。精神保健福祉法の定めにより、精神疾患や認知症にもとづくなんらかの精神症状がない場合、ご家族の同意があっても入院手続きを行うことができない場合があります。詳細は当院までお問い合わせください。
入院期間など
入院時に、医師との話し合いで期間の目安を決定します。入院時に定めた期間は目安であり、状況に応じて増減が可能です。ただし、原則として3ヶ月を上限としています。
また、退院後3ヶ月間は原則として再入院ができません。
病棟の空き状況により、大部屋での入院となる場合があります。個室希望の方は、お問い合わせの際にその旨をお伝えください。
その他、入院中の生活スケジュールや外出外泊、面会などは、当院病棟の定めに準じます。詳細は入院案内を御覧ください。
お申し込み
初診の方
他院通院中の方は、まずは主治医へご相談ください。その上で、通院中の医療機関より当院へご連絡いただきます。
通院中の医療機関がない方は、当院の地域連携室へ「レスパイト入院希望」とご連絡ください。
患者様の状況をお尋ねし、入院についてご案内させていただきます。入院可否の判断は医師が行うため、初回にご連絡いただいた際に入院の確約はできません。
当院通院中の方
主治医外来受診時、もしくはお電話で「レスパイト入院希望」とお伝えください。
主治医もしくは地域連携室スタッフより、その後のご案内をさせていただきます。